今年の漢字は「税」、そして来年は定額減税実施へ

こんにちは、所長の大﨑です。

先日、「今年の漢字」が日本漢字能力検定協会から発表され、「税」の文字が選ばれました。

今年の後半にあった出来事として、インボイス制度の導入、所得税・住民税の定額減税の検討がされたというところでは記憶に新しいところですね。

また昨日、自民公明両党から令和6年度税制改正大綱が公表されました。こちらもこの時期、年の瀬の恒例となります。

そこで、世の中の関心事のひとつである定額減税について、その実施額、実施時期、実施方法についてまとめてみました。

給与所得者個人事業主
所得税
(本人3万円・配偶者等扶養親族1人につき3万円)
6月以降に支払われる給与から
徴収される所得税額より
順次控除
予定納税額のうち第1期から
順次本人分のみを控除し

配偶者等扶養親族等分は
確定申告時に控除
住民税
(本人1万円・配偶者等扶養親族1人につき1万円)
6月の徴収はなし

減税後の住民税を11等分し
7月以降に支払われる給与から
順次徴収
第1期分住民税から順次控除
令和5年12月14日 令和6年度税制改正大綱 自由民主党公明党 より抜粋

何やら、すんなり一度にどーんと控除、といった感じにはならなそうです。月をまたげば従業員ごとに管理の必要が生じます。
この点、大人の事情があるにせよ給付型のほうがありがたみがあるように感じられますね。

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